山田博文の開業ブログ

行政書士試験に6回落ちた人間の開業体験記③

静岡県で運送業を中心に2017年9月に開業をした山田博文先生の開業体験記です。

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をご覧ください。

山田先生のホームページはこちらをご覧ください。

 

それではどうぞ!

 

 

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いよいよ最終回となりました、山田です。

1月末の結果発表待ちという方もいるかもしれませんね。

私は毎年受かった気でいたので気楽に待っていれば良いかと思いますよ。

どの口で言ってんだって話ですけどね。

 

あと、前回の記事を自分で読み返して思ったのは、酷い嘘つきと思われていないかと懸念しました。

よく読んでもらうと分かるはずなのですが、仕事上しかたなく嘘をついていたので、嘘つき人間とかでは決してないです。

コンビニでオツリを余分にもらったら「多いですよ」と普通に言いますからね。

 

また前置きが長くなりました。

コンテンツを書き続けて、いよいよ開業しましたってとこからの続きです。

その後、ホームページ経由で仕事は受任できるのでしょうか?

色々と思い返しながら、私がどのような足跡を辿ったのかをツラツラっと書き連ねていきます。

 

開業

8月末までに30コンテンツを何とか書き上げることができました。

そして9月1日に開業となります。

当然と言えば当然なのですが、世間の誰も私が開業したなんて知る由もありません。

 

ちなみに前場先生は最低でも週に1度は連絡をしてきてくれます。

ホームページを開設してから私がブチ当たるであろう問題を先回りして察知し、的確なアドバイスをしてくれるのです。

あまりに的確過ぎて最初はエスパーかよ?って思ったくらいでした。

時に励まし、時に叱咤し、時に褒めたりと完璧な人心掌握術を持っているんだなと畏れる存在です。

そこらへんは経営者として長くやってきた人と、単純に使われてきた人間の差なのかなとも思います。

 

9月に入り、前場先生は「レンタカーやりましょう、熱いです、灼熱です。」と仰るんです。

それに対し「はぁ、レンタカーっすか。」ってな具合でした。

いや普通に考えてですよ、レンタカーの許可を取りたいなんて人がこの世に存在すると思っていなかったんですよ。

ですが、最初に前場先生の言うことに従うと決めた以上、それを進めることにしました。

 

レンタカーのレの字も分からないので、毎日レンタカーの勉強をしてインプットしたものをホームページでアウトプットの毎日です。

開業から1週間が経ち、2週間が経ちと毎日コンテンツ作成を続けます。

よく「開業して半年は仕事なんてないから」と言いますが、分かっていても自分に降りかかると正直不安になります。

毎日の仕事がコンテンツ作成なんですよ?受任ゼロのままなんですよ?

誰しも経験する道だとしても精神的にかなりきます。

 

そんな弱ってる時はエスパーから電話があるのです。

「絶対に大丈夫だから、今の調子でコンテンツ作成を続けましょう。」と猛烈に励ましてくれます。

精神的支柱となる方が言ってることを信じてコンテンツ作成を続けました。

受任

ほどなくして9月の半ば頃に、大阪時代お世話になった方から連絡を頂きます。

「ちょっと埼玉で運送業の許可取得を手伝ってやって」との内容です。

とにもかくにも初受任は運送業許可です。

ちなみにこの案件は土地の購入を含めた内容なので、許可要件をクリア出来ずに数か月経過していきます。

先日やっとクリアできる土地を見つけられて、ここから加速すると思います。

 

しかし、これは私の中でカウントできません。

ホームページ経由の受任こそ初受任だと自分に言い聞かせ、更にコンテンツを書き進めました。

 

そして忘れもしない9月20日、一本の電話が鳴ります。

「そちら、レンタカー許可取得専門ですか?」との問いでした。

間髪入れずに「はい!そうですよ!」と即答ですよ。

聞けば近所の行政書士のホームページを色々見て、電話をかけまくったらしいのです。

業務内容にレンタカー許可取得と報酬まで載せている事務所の応対が「初めてなので時間がかかる」「やったことがないからお断り」と続いたらしいのです。

そこで依頼する地域を広げたところ、レンタカー専門でやってる人がいるんだ?と感心して電話してきたとのことでした。

 

その時ふと思ったのが、業務選定の必要性です。

やはりファミレスじゃなくて、うなぎ屋なのです、選ばれるのは。

そして信じていなかった「レンタカーが熱い」の言葉を信じないままコンテンツ作成を進めてしまい、前場先生に申し訳ないなとも思いました。

 

 画像で見る当サイトの推移

ホームページを開設して半年弱です。

人様にお見せできるような内容ではないのですが、公開します。

PV

 

統計

先ずはPVですが、正月前後と土日にガクンと落ちます。

運送業の方が読んでもためになる内容が多いかと思うので、サボって見る人が減るからでしょう。

サチコ

サチコのクエリでも1位ワードが複数あります。

 

開業部でも「開設3か月後から評価される」と書いてありますが、まさにその通りでビックリです。

自分のホームページが強くなっていくと実感できると楽しくなっていきます。

例えば「レンタカー 許可 ○○」この○○の部分を47都道府県のどこでもよいので入れて検索してみてください。

ほぼ私のホームページが1ページ目上部に表示されるかと思います。

この状態になるのは開設から僅か4か月ですが、ここまでくると流石に楽しいです。

それと同時に前場式恐るべしとも思えるのです。

 

その後の受任状況

ホームページ運営は目的ではなく手段に過ぎません。

PVが増えて良かった→めでたしめでたし

とはならないのは言うまでもありません。

 

9月中にコンテンツも充実してきて50を超えました。

頻繁に目をかけてくれる前場先生から「そろそろPPC打ちましょう」と提案されます。

もうこの人の言うことは全く疑っていません。

よく分からないままヤフーのビジネスアカウントを取り、レンタカーの広告ページを掲載しました。

年内限定格安価格と煽り複数の依頼を受任することができます。

 

そして、やっと10月末にホームページ経由で運送業許可の依頼も受任できました。

その後、運送業は何件か受任させて頂いてます。

 

更に追い風が吹きます。

運送約款という全国の運送会社が使用するルールブックみたいなものが11月に改訂されたのです。

その運送約款の改訂に伴い、運賃変更届というものを運輸局に提出する必要が運送会社に出てきたのですね。

そこで、運賃変更届の提出サービスを安くやりますとPPC広告を打ったのです。

こりゃバブル到来かな?なんて思っていました。

だって全国の運送会社が絶対に届出する必要のある内容なんですよ?

結果から言うと数十件で終わりましたが、数をこなして良い経験を積めたかと思ってます。

 

また、運送業許可・レンタカー許可以外にも建設業許可、法人設立、産廃業許可などもいくつかさせてもらってます。

許認可業務しかしてないんですが、唯一民事案件もさせてもらいました。

友達が「貸した金が返ってこない」と泣きついてきたのです。

初めて内容証明を作成してみたんですが、友達には「法的拘束力なんてないから気休め程度に思ってて」と伝えます。

すると、相手から友達に和解提案というか分割返納を申し入れてきたと言うのです。

友達は凄く感謝してくれました。

私はそれ以上に相手の心中を察してしまいました。

絶対に私のホームページも見てるでしょうし、誰やねんコイツと逆恨みしてると思うんです。

進んでやる業務じゃないなぁと私は思いました。

 

山田流コンテンツ作成方法

そろそろ読んでくれているあなたは「オマエの状況はもういいよ」と飽きてきたかもしれません。

私が心掛けていると言えば大袈裟ですが、そんな内容を。

許認可

基本的に許認可ってどんな業種でも人・物・金と大きく3つの要件を満たす必要があるんです。

どこにでもある行政書士のホームページはそれらを掲載してあります。

例えば”運送業の許認可要件を解説”と書いてあるホームページは9割が国土交通省からコピってあるだけです。

これが実は有難いことで、あなたにとっての追い風でもあるのです。

 

運送業の許可要件に休憩・睡眠施設に関する要件があります。

この睡眠施設において広さが2.5㎡以上の広さを求められています。

これを”2.5㎡以上”とだけ書かれているホームページが普通だとしましょう。

それに「2.5㎡の目安としてフトンを1組置けるスペースがあれば大丈夫かと思います。」と付け加えれば親切じゃないですか?

どこよりも分かりやすくを目指していくというのはそういうことだと思うんです。

 

それら人・物・金の要件を出来る限り詳しく、分かりやすく作成していきます。

全ての要件の説明が済んだら、それらのまとめページを作るのです。

私の場合

一般貨物自動車運送事業を始める際の要件詳細 場所(営業所)編

一般貨物自動車運送事業を始める際の要件詳細 場所(車庫等)編

上記のようなページを複数作って、まとめページを作成します。

愛知県で運送業の許可を取る人がまずは読むべき開業完全ガイド

このまとめページが実は凄く強いページになるんです。

いわゆる”キラーコンテンツ”ですね。

しかも、都道府県を変えて使いまわせるから凄く便利でもあるんです。

「運送業 許可(開業) 愛知」で速攻1ページ目に掲載されます。

 

絶対に注意しなければならないのは、一つ一つの許認可要件ページが丁寧に作られていることが必須要件になります。

コピった説明をまとめただけだと圏外に飛ばされてグーグルに表示されなくなってしまうので気をつけてください。

役立つ知識

許認可要件の解説も役立つ知識ではあるんですが、業種毎にそれ以外の情報も盛り込みます。

私は一応真面目に運送業に取り組んできたので、それなりの知識があると自負しております。

運送業を経験していない行政書士では書けないような検索ワードが上位を占めるようになるのですね。

 

例えば運送業で大きさを表す単位に”才”というものがあるんです。

私は大阪の運送業最前線にいたので、その計算ができなければ仕事になりませんでした。

ですが、同じ運送業でも知らなくても通用する会社もあるのです。

私からすると当たり前のことを当たり前に書いてるだけですが、かなりのPVがあります。

運送業の実務|今更聞けない?才数と㎥(エムスリー)の計算方法

 

ということは前職を生かした知識がコンテンツとして書けると凄いアドバンテージになるのですね。

本やネットには載ってない情報ってオンリーワンじゃないですか。

 

例えばあなたが司法書士事務所に長年勤めて、行政書士として開業したとしましょう。

遺言書の書き方やら相続の知識が十分にあるはずなんですよ。

それらを実録シリーズとして、”本当にあった相続の話”なんかは読んで面白いと思うんですよね。

 

そういったバックボーンが無い場合は、とにかく勉強するしかないと思うんです。

選定した業務に関する書籍を何冊も何度も読んで、知識だけなら誰にも負けないという状態を作りあげる必要があるかと思います。

 

一番いけないのが、中途半端に「業界経験者」と表示することです。

その道のエキスパートと自負できないのであれば、オススメしません。

「学生時代に○ロネコでバイトしたことがある」とかならまだ可愛げがあります。

しかし「運送業○年経験」と書いてる割りには役立つ知識が全く載ってないサイトもあります。

見る人が見ればどの程度の仕事をしてきたかが分かるし、「○年何やってきたの?無駄な時間を過ごしてるよね」と思われる場合もあります。

 

息抜き

私は朝から夕方まで事務所にいます。

その時間で業務を行ったりコンテンツを作成しています。

しかし夜は絶対に自由時間と決めて好き勝手に過ごしてます。

ネットサーフィンしたり、本を読んだり、ゲームセンターで麻雀のゲームをしたり。

夜もコンテンツ作成したらと思われるかもしれませんが、息抜きはどんな仕事でも必要だと思うんです。

競馬でもイレ込んでる馬はパドック見て切るじゃないですか、発汗が酷かったり。

仕事とプライベートのメリハリは必要だと思いますよ。

 

最後に

私は開業部のコンサルを受けていなければ即死パターンの典型例を歩んでいたと思います。

コンサル料を安いか高いかで判断すれば、全然安いと思います。

それはその数倍のリターンがあったから言えるのかもしれません。

 

これは私の想像なのですが、前場先生はコンサル料(20万でしたっけ?)が欲しくてやってるんじゃないと思うんです。

コンサル料を払ってまで教えを乞いたいという姿勢?やる気?を見てるだけなんだろうと思ってます。

だって、そんなことしなくても持ってますもん。

表現が悪いかもしれませんが、金持ちの道楽として新人行政書士をレクチャーしてると思ってます。

それは私に費やしてる時間を考えると当然帰結するのです。

私にレクチャーした時間を自分の業務に費やしていたら、コンサル料以上の収入があったはずなんです。

 

それだけ面倒見がよく親切で丁寧な人はなかなか出会えません。

私は本当に前場先生と出会えて良かったと心より思っております。

 

そこでジレンマですよ。

前場先生にはこれからも私の時のように新人育成に頑張って欲しいと思うんです。

その反面、強力なライバルとなるかもしれない新人育成をやめて欲しいと願うゲスな自分もいます。

まぁそこらへんは業務がカブらないような配慮があることも分かってはいるんですが。

 

本当に最後となりますが、私のような若輩者にこのような機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。

そして、チラシの裏にでも書いておけばいいようなことを最後まで読んでくださった皆様ありがとうございます。

益々精進していく所存ではありますので、今後とも宜しくお願いします。


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監修

行政書士として年間300件以上の許認可・民事案件の依頼を受ける。 士業向けのコンテンツSEOでの集客のコンサルタントも務める。
行政書士 前場亮事務所
106-0031 東京都港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャル534
tel 03-6418-1075(許認可)

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