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私が顧問業務を受けないこれだけの理由

行政書士はほかの士業と違って顧問業務が取りづらいといわれています。

会計士や弁護士、社会保険労務士などは顧問業務があることでどんどん事務所の経営が安定しますが行政書士で顧問業務をメインにしている事務所は聞いたことがありません。

 

私は以前顧問業務を2社受けていたことがありました。

1つは風営法関連、1つは古物商関連で依頼人の問題が起きた時に優先して相談を受けるというサービスでした。

新規申請を受けて細かい質問を受けていたら”それでは顧問契約をしてくれませんか?”ということで受けたのです。

 

 

行政書士の顧問契約に関してはいろいろ意見はあるかもしれません。

しかしこれは私個人の意見ですが顧問契約がなくてもじゃんじゃん依頼はきますし、例えば許可の更新などで定期的な収入はあるので許可期間の短い業務を選べば事務所の経営は安定していきます。

それより何よりも顧問業務は存在が嫌いなのです。

なぜ顧問業務が嫌いなのかははっきりとした理由があります。

私は飲食店を長いこと経営していたのですが、そこで顧問として会計事務所と契約を結んだのですが、契約なのでひと月に一回会議をするのですがこれが無駄の塊なのです。

最初はこちらが知識がないのでいろいろ質問するのですが、半年もすれば知識がついてきて質問することがなくなります。

すると会議では雑談して時間がたち、それで顧問料が発生するのです。

 

さらにそのうちこちらが知識がついてきたことを確認すると会計士は会議に来なくなり補助者らしき人が会議に出席して「え~っと・・・それは・・・事務所に戻って調べてみます」と勉強の場にしてきたのです。

しばらくして国内でも有名な弁護士と親しくなり、業務の話になったのですが、大なり小なり顧問契約で「こんなことで報酬をもらっていいのか」と葛藤があったことを聞きました。

 

ここで私の顧問業務に関する嫌悪感はさらに強まりました。

ほとんどの顧問契約は会議のための会議をしていることがおおく、労働の結果やっとできた利益を圧迫することが多くの形なのだと確信したのです。

じゃんじゃん儲かっている企業の顧問であればまだ話は分かりますが、そうでない企業の顧問は無駄以外の何者でもありません。

 

法律家であれば問題が起きた時に解決に向けて最善の提案をするのは当然のテーゼでしょう。

顧問契約があろうがなかろうが関係ないはずです。

それを確信したので顧問契約は断って今は問題が起きた時にその都度相談していただき、基本的には依頼人に勉強してもらうスタンスをとっています。

 

とはいえ、事務所運営の安定に顧問業務があったほうがいいという風潮はあると思います。

数字的に見てもこれは否定のしようがありません。

行政書士が顧問業務をするのであればたとえば有事の場合の法定の提出書類の管理とか各種の許可の期限管理などでしょうか。

いずれにせよ何かしらの手続きの連続が顧問業務となることでクライアントにとってもメリットになるはずです。

会議のための会議で顧問料をとるスタイルはいつかはばかばかしいと世間は気づきますから行政書士はそのスタンスはとらないほうがマシかもしれません。


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監修

行政書士として年間300件以上の許認可・民事案件の依頼を受ける。 士業向けのコンテンツSEOでの集客のコンサルタントも務める。
行政書士 前場亮事務所
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