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行政書士の業務|バカ売れ料金設定の仕方まるわかりポイント

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行政書士で開業をするにあたって誰もが思うのが「料金の設定をどうするか」だ。

サラリーマンをしていたのであればよほどの決裁権がない限り価格設定まではやらないだろうし、消費者の立場であれば「料金は既に決まっているもの」なので自分で決めるなど思いもしなかっただろう。

 

そこで、ここでは行政書士の料金の設定にあたって気を付けるべきポイントとその具体的な決定までのプロセスをすべて紹介する。ぜひ参考にしてほしい。

 

一昔前の価格設定のスタンス

検索エンジンで「行政書士 価格設定」と検索したり、あるいは一般論としてはどのような価格設定のスタンスがあるだろうか?

 

アイコン1 3行分・仕事の難易度によって決定する

・申請書類の枚数によって決定する

 

一昔前の行政書士の価格設定だとこのように決めることが多かったと思う。「行政書士に依頼すると1枚8000円」とか聞いたことはないだろうか?

 

いかがだろうか?あなたが依頼人だったらこの料金設定に納得できるだろうか?私だったら納得がいかない。マーケットを無視した既得権意識の丸出しの料金設定だとおもう。

 

もちろん、ユーザーの意識も同様だった。たいして中身のない書き写しのような書面がほとんどで、機械的に掛け算で料金が決定することに満足しないユーザーはどんどん離れていき、その結果、マーケットを主軸とする料金設定に移り変わったのだ。

 

 

マーケット主軸の料金設定とは?

マーケットは正直だ。「何となく高いなあ」とおもっていると当然不満は募るし、その結果一円でも安いほうに流れていくだろう。この「なんとなく」の感覚が人間の持っている優秀な感覚だと思う。

 

会社設立業務はいい例だと思う。以下の流れは行政書士では有名だ。

ほんの10年前の会社設立は1件10万円以上の報酬額だった。会社設立業務は会社法のさわりの部分と定型文さえあれば今時の行政書士試験に合格する知識のある人であればだれでもできるものだ。

記載の仕方も書面の種類も同じなのに1件10万円は高い。そう「なんとなく思っていた」ユーザー層に対してその3分の1程度の報酬額で書面作成はネット上で完結し、実際の役所には本人が行くという新サービス(電子定款の出現も大きい)を打ち出したところヒットし、3万円が主流になった。

すると、「このサービスであればうちでもできる」と考えた多くの事務所が同じようなサービスを開始する。

また、行政書士以外の税理士事務所なども「顧問契約が取れるのであれば会社設立業務そのものは報酬がいくら低くても構わない」と考えるようになる。その結果料金下落のダンピングは止まらなくなる。

 

一円でも安いほうがいいユーザーはどんどん賢くなり、もはや3万円では満足しなくなった。3万円が2万5千円になり、2万5千円が1万8千円になり・・・そしてついに現在では7000円程度にまで下落した。

 

これがマーケット主軸の料金設定の流れだ。そして、よほどのレアケースを除き、行政書士の報酬はマーケット主軸の設定から逃れることは、もはやできないと思う。

 

 

ネット社会と「なんとなく」の感覚

マーケットは、もちろん需要と供給に影響されるが、それ以上に「なんとなく」という極めてあいまいな感覚の部分によるところが多い。そして、この「なんとなく」は相手の顔が見えないネットの世界で最大限に集約される。

 

知り合いの行政書士に頼もうとしたら「なんとなく」料金が高いと感じた。そして「なんとなく」ネットで検索したらその料金よりもずっと安い料金で解決できることが判明した。

 

リアル社会であれば、依頼をする段階ですでに人間関係があることが多いので「料金の交渉はしづらい」とかの遠慮が出てしまうかもしれないが、ネットの社会は「遠慮」は入らない。むき出しの欲望のままユーザーはサイトを行き来するのだ。ここを理解してほしい。

 

では、実際にインターネットでできるマーケット主軸の料金設定を実際にやってみよう。

 

 

検索エンジンの2ページ目までを書き出してみる

ここでは、東京都で宅建業免許のサービスをやろうとする行政書士の料金設定の方法だ。

 

まずは検索エンジンで「宅建業免許 東京都」と検索しよう。そして、広告枠とSEOの両方のページに注目しよう。

宅建業免許1ページ目

 

そこで、たとえば新規申請であれば、その料金を書き出し、そのうえで

quote-icon・見やすさ・デザイン

・情報量の多さ

quote-icon・サイトそのものの完成度

・ユーザー目線かどうか

を書き出そう。

 

もちろんこれらの感覚的なものはあなたの感覚でもいいが、同時に「ユーザーだったらどう思うか」も重要だ。専門用語を多用したサイトとわかりやすい言葉を選んだサイトではわかりやすい言葉を選んだサイトのほうが好感がもてるだろう。

あなたが行政書士だったら勉強したので専門用語のほうが読みやすいかもしれないが、一般のユーザーだったら何を言っているのかわからないので疲れてしまうだろう。気を付けてチェックしてほしい。

 

私の感想は以下の通りだ。もちろん、これは私の主観だ。実際にはあなたが判断してほしい。また、あまりにもひどいサイトはここには載せていない。

事務所名(太字はPPC) デザイン 情報量 完成度 新規申請(知事)の料金
 川上司法書士・行政書士事務所 75,600円
 行政書士いわぶち事務所 75,600円
 山下綜合法務事務所 108,000円
 小出公認会計士事務所 0円(顧問業務と抱き合わせ)
 行政書士石下貴大事務所  105000円
 HIKE行政書士事務所 86,400円
行政書士いわもと事務所 86,400円
行政書士わかば事務所 75,600円
ウェイビー行政書士事務所 69,800円
行政書士山地不動産相続事務所 54,000円
サン行政書士事務所 54,000円

ちなみに、情報量が5を付けたところはSEOでもしっかりと上位表示されている。

やはり時代はテキストでしっかりとユーザーに情報を届けるサイトが評価されるということだろう。

 

 

料金設定には、それぞれ理由がある

ここまで調査して初めてあなたの料金設定のスタンスが問われることになる。

 

・できるかぎりやすいほうがいい

・競合よりもやや安いほうがいい

・平均値がいい

・平均値よりもややたかいほうがいい

・最高値がいい

 

これらのそれぞれに理由があるだろう。利益率を考えれば良質な顧客層だけをねらったサイト運営でブランディングをねらい最高値の料金設定をすることもあるだろうし、できる限り多くの依頼をねらおうというスタンスであれば安いほうがいいだろう。

 

 

安すぎる料金設定は危険

このように調査していくと、極端に安い料金設定のサイトを見つけることがあるだろう。

もちろんユーザーからしてみれば一円でも安いほうがいいのでサイトのでき次第では多数の依頼を受けることも可能だろう。

私は安い料金設定をすることを否定はしないし、新人行政書士であればまずは経験を積むべきだから料金ありきの方針も仕方ないとも思う。

ただ、経験上の個人的な意見だが、あまりにも安い報酬だとそのうち仕事が単なるが作業になってしまって、最悪な場合、仕事そのものが馬鹿らしくなることがある。

行政書士は思ったよりも重労働だ。役所や依頼人の調整のため移動が多いし、イレギュラーな案件があるとそれだけであっという間に手間は倍近くになってしまう。

 

あなたが「地域最安値を更新してユーザーに貢献しよう」と考えているのであれば、頭の片隅に置いてほしい。

 

 

お勧めは平均値よりも若干やすくする

私がお勧めしたいのは平均値よりも若干安くする、というものだ。依頼する側からしてみれば依頼しやすい料金設定というものがある。

平均値よりも高いともちろんハードルは上がるが、極端に安いと「追加料金でぼられるのではないか」「サービスは大丈夫なんだろうか?」と不安に思ってしまうだろう。

 

あなたのサイトがしっかりとしたものであれば、最安値でなくてもしっかりと集客できる。そしてしっかりと経験を積める。安心して料金設定してほしい。

 

 

まとめ

いかがだろうか?今回の記事をまとめると以下のようになる。

 

料金設定はマーケット主軸で考える

マーケットはウェブ2ページ目までをしっかり調査する

料金設定は、それぞれに理由がある

一番依頼しやすいのは、平均値よりも若干安い料金設定

 

この辺りを念頭に置いて、あなたなりの料金設定をしてほしい。


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監修

行政書士として年間300件以上の許認可・民事案件の依頼を受ける。 士業向けのコンテンツSEOでの集客のコンサルタントも務める。
行政書士 前場亮事務所
106-0031 東京都港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャル534
tel 03-6418-1075(許認可)

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