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行政書士の業務分析≪古物商許可≫

古物商許可は警察行政の中でも比較的簡単な部類の許可で、依頼人が自身でやられることも多いが、行政書士の業務としても数の多いものだ。

実は私が最初に受任した業務も古物商許可で、身分証明書や住民票、登記されていないことの証明書などの各種証明書の取得とか申請書の記載の仕方とかで大変勉強になったのを覚えている。報酬は2~3.8万円程度と高くはないが行政書士として最初に受任する業務としては最適ではないだろうか。

 

 

では、まずは月間検索数を見てみよう。

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月間検索数は5400.推奨掲載単価は95円だ。古物商許可は経験上、最低でも半数は自分で申請する人がいると思う。そのため5400の検索数がまるまる需要であるかといえば、そうではないだろう。純粋に古物商許可の代行をいいとこ2500程度ではないだろうか。

 

もっと検索を絞り、「古物商 許可 東京」だとこうなる

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月間では100もない。8月にものすごい検索があるが、メディアか何かで取り上げられたのではないだろうか。

「地域+古物商許可」単体では大した検索は見込めない。そのためPPC広告では「古物商 許可」で掲載をすることになるだろう。そうするとじゃんじゃんクリックされてしまい、あっという間に何万円も飛んでしまうことになる。

なぜこのようなことになるのだろうか?これは、単純に「古物商 許可」の検索で見つかったサイトで目的が達成できてしまうので「古物商 許可 地域」まで検索しないのではないだろうか?あっているか間違っているかはわからないが、私はこのように推測する。

 

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SEO難易度チェックツールでみてみるとこのようになる。「古物商 許可」で上位を狙うには少し難しいかもしれないが、「古物商許可 東京」や「古物商許可 行政書士」だとしっかりしたコンテンツで上位表示も狙えるだろう。

 

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SEOでの上位表示を狙うのであればこれらのキーワードに沿ってコンテンツを書くことになる。かりに1位「古物商 許可 申請」で表示されるのであれば月間のPVが500近くある。そうなると月に10件近くの受任も狙うことができる・・・となるが、実際はそうはいかない。古物商許可申請は行政書士が受任した場合は警察署の窓口まで実際にいかねばならないので本来は全国展開とはなじまない業務なのだ。

 

 

その為最近は全国対応しよう、ということで全国対応で書面だけを作成し、警察への申請は本人で、という事務所のサービスが10000円前後でPPC広告の上位を占めている。この場合はたとえばPPC広告で1クリック100円(ヤフーはグーグルよりも単価が高い)だとする。100クリックで10000円だが、これだと30クリックで1件の受任でないととても採算は合わないだろう。

 

つまり”古物商許可”をPPC広告で手がけるには、すでに飽和状態を超えて完全にダンピングの真っただ中にあるといっていいだろう。そのためPPC広告ではなくて「都道府県+古物商許可」などのキーワードで上位表示を狙ったサイトを地道に作ったりなどの戦略がマッチすると思う。

 

では、仮に全国で300のクリックがあった場合、

300クリックで100円の単価 30000円

CVR4%で12件の問い合わせ・申し込み

12件のうち半数を受任して6件

1件の単価が10000円(書面だけ)だと60000円にしかならない。

 

広告費は50%にもなる。そのためPPCに頼った戦略はなじまないだろう。これがSEOで地道にやったほうがいい根拠だ。

 

私も最初のころは古物商許可もサイトを作ってやっていたが、他の業務が忙しくなってしまい、サイトを育てることをしなかったためPPCに頼っていたのだが、割に合わないと判断して開業してしばらくの後、サイトそのものを閉鎖してしまい、現在では紹介以外は受けないようにしてしまった。

 


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監修

行政書士として年間300件以上の許認可・民事案件の依頼を受ける。 士業向けのコンテンツSEOでの集客のコンサルタントも務める。
行政書士 前場亮事務所
106-0031 東京都港区赤坂9-1-7 赤坂レジデンシャル534
tel 03-6418-1075(許認可)

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